日本型HOA推進協議会とは
みなさん こんにちわ
日本型HOA推進協議会の代表を務めさせていただいている、齊藤広子(横浜市立大学国際教養学部教授)です。
日本型HOA推進協議会は、日本国中の住宅地をもっともっと魅力的にするための取り組みをしています。
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魅力的なまちをつくろう。魅力的な住宅地をつくろう。
私のまち、私の住宅地という、誇りをもてるように、美しい街並み・景観、みんなで使えるコモンスペースなど、居住性の高いまち、魅力的な住宅地をしっかりつくっていきます。
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魅力的なまち・住宅地に育てよう。
でも、せっかく魅力的な住宅地をつくっても、
住んでいるうちにだんだん悪くなることがあります。-
隣の家が3階建てになった。そして、わが家の日当たりが悪くなった!
寒いし、暗いし、人生まで真っ暗だ! -
市に移管した住宅地の真ん中にあるポケットパーク。
シンボルの木が枯れても植えかえてもらえない... -
せっかくある公民館。
でも、規制ばかりで使いにくい!やだやだ。
あっ、こんなことなら、自分たちで管理やコントロールをできるようにしておけばよかった。
など、後で後悔しないように、魅力的な住宅地をつくり、それを住民で育てていく仕組みを日本国中に広げていきたいのです。 -
隣の家が3階建てになった。そして、わが家の日当たりが悪くなった!
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開発事業者は、まち育て・住宅地育てのしくみをつくろう。
開発事業者の役割は大きくなっています。住民が主体的に管理できるように、住宅地をつくること。そして、管理の仕組みをはじめにしっかりと設定し、行政・住民などの関係者に理解をしてもらうことが必要です。
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その方法として、アメリカのHOAを参考にしています。
アメリカでは、人生に何度も住宅を買い替えるっていうけれど、そのためには他と同じ住宅地ではだめ。街並み・景観を維持するのは当然、そして プールがあるのは当たり前。ビーチがある、ゴルフ場がある、海があって各家の庭からヨットで出かけられる、そんな個性ある、魅力ある住宅地が消費者から求められています。この「魅力」を所有し、管理し、コントロールするのがHOA(Home Owners Association 住宅所有者の組合)です。1960年代から増加し、米国では1/8の人がHOAのある住宅地に住んでいます。
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日本型HOA推進協議会では、アメリカのHOAをそのまま導入するのではなく、日本にあったものにして、普及していくための活動を行っています。
具体的には、日本型を考えるための調査研究、その成果をみなさんにお知らせするシンポジウムや講習会、マニュアルの作成、人材の育成、管理方法の設定や説明会開催、住民集会のサポート、まちなみ育てのサポートなどです。
ぜひ、皆さんといっしょに魅力的な住宅地をつくり、育てていきたいと思っています。
協議会概要(2019年11月現在)
設立: | 2009年5月 |
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代表: | 横浜市立大学 国際教養学部 教授 齊藤広子 |
会員社: |
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後援団体: | 一般財団法人 住宅生産振興財団 |
事務局: | 株式会社プレイスメイキング研究所 |